夢流し

辺りはあまりに静かでも、頭の中はどんちゃん騒ぎ。京都の地に独り暮らし、苦節の学部生生活を送る京都大学生のブログ。文化、言語、娯楽、心理、生活等に関して、大学における教養科目の講義で得た知識を再解釈および適用し、その知を広く社会に還元することを目指す。

語学検定取りたい!

先日ここで書いたように、留年で空いた時間を使って語学検定を取ろうと考えている私です。各国語につき様々な検定があり、まずどれを受けることにするかで迷ったので、英語・中国語・韓国語について、視野に入ったものを以下に挙げてみました。

 

◎:近いうちに受検する

○:ゆくゆくは受検したい

●:当面は受検しない

 

■英語

中高生の頃に受検した人も多いであろう英検は、後述するTOEICTOEFLに押され、近年は受検者が大幅に減少しているとか。それでも総合的な英語力を測るという点においては、英検は依然として有用なものです。中一で3級、高一で準2級を取得していますが、とにかく私は二次試験の面接がいやで、それ以降受検していませんでした。二級が高校卒業程度、準1級が大学中級程度、1級が大学上級程度に相当するので、二級をすっ飛ばして準1級を受検することにしました。報告は後々。

 

実践的な英語運用能力を測るTOEICTOEFLは、国内向けの英検と違って海外でも通用する国際的な資格ということで、大学生や社会人はこちらを取る向きが大きいようですね。どっちがどうなのかよく把握していなかったのですが、TOEICはビジネス向けでコミュニケーション重視、TOEFLは学生向けで学習達成度重視という性格のようです。幅が聞くのはTOEICだと考えたので、そちらを受けようと思いますが、一、二ヶ月に一度のペースで試験が実施されていることや、結果の有効期間が二年間であること、それから問題形式にもビジネス的な内容にも慣れていないことから、少しの間は様子を見ることにしました。とはいえ一方で英検を受けるので、ほどなく引き続いて受検することを見越し、並行して単語帳で単語を学習することにします。

 

以下は一般の大学生や社会人にはあまり関係ないですかね。

 

■中国語

  • ○中検(中国語検定試験)

国内の中国語検定である中検は、中国語の学習達成度を確認する検定ですが、留学や採用にも有効です。5級と4級が初級程度、3級と2級が中級程度、準1級と1級が上級程度に当たるでしょう。準一級と一級には二次試験が設けられています。第二外国語として二年学習した私は、ちょっときつそうですが二級の受検を狙っています。しかし問題集を見る限り、問題はかなり高度になりそうです。受検までには相当の学習と準備が要りそう。

 

実は中国語の検定を受けようと思ったきっかけはこちらの方だったりします。中国政府公認の資格ということで、中国への留学やビジネスにおいては力を発揮するでしょうが、国内においての認知度いまいち高くないという印象を受けます。初級程度の1級と2級、中級程度の3級と4級、上級程度の5級と6級が用意されており、公式ホームページで問題を解いてみましたが、5級のものでも合格ラインに乗ってしまいました。実用を謳っている割には(それともだからこそなのか)、ピンインや長文の問題は出題されないようです。対策とりわけリスニングや作文問題をなんとかすればいけるんじゃないかという印象を受けましたが、当面は必要なさそうなので中検を優先します。

 

■韓国語

  • ○ハン検(ハングル能力検定試験)

韓国語の検定といえば普通こっちを指すでしょう。ハングルは言語じゃなくて文字の名称だろう!という指摘は置いといて、韓国語および朝鮮語の学習達成度を測ります。こちらは5級から準2級を含む六つの級が用意されています。ここで私の朝鮮語学習経緯について前置きしておくと、浪人生の頃に文法書で半年ほど学習し、一年を空けて二回生の時に大学で初級の授業を一年間履修しています。ひとまず3級を受けようと思ったのですが、図書館で借りた問題集を見て困りました…圧倒的な語彙不足。対策に時間がかかりそうなので、学習は並行しつつも、受検はすぐにとは行かなそうです。

 

韓国政府の公認による資格検定。1級から6級までがありますが、試験は初級・中級・高級の三種類に分けられています。中級くらいまでなら取れるかなと思ったのですが、試験問題が手に入りにくいため、受験の予定は当面なさそうです。

 

以上、受けたい検定を上げてみましたが、ひとまずは一般的に通用する英検とTOEICに向けて勉強することになりそうです。中検とハン検はその片手間に勉強すればいいかなと考えています。どれも対策に結構な時間を要しそうなので、いずれもすぐに合格…とはいかなさそうですねぇ。