ロリショタ
ロリショタについて思うことをさらさらっと。
まず主に女性にとっての「ショタコン」がその母性愛あるいはブラザーコンプレックスに準ずる感情に由来するものだと仮定する。
すると主に男性にとっての「ロリコン」(ただしこれは純粋な幼女及び少女愛なるものであって、性愛なるものを意味するのではない)もまた、母性愛、あるいはそれに準ずる感情によるものではないかと思われる。すなわち、ロリコンである男性はいわば女性的ともいえるのではなかろうか。あるいは、まだロリコンという言葉のかけらもなく、言わずもがな彼らが蔑まれることのなかった時代、現代文学史最大のロリコンであろう中勘助氏(彼について興味があればぜひ調べていただきたい)がそう言われたように、家庭的であるという言い方もできるのではないか。それは非難されるどころか、少子化が叫ばれるこの時代にはむしろ歓迎されるべきものではないだろうか。しかれども彼らが幼女や少女に強い志向性を示し、それにしか興味を持たない場合、もちろん結婚・子作りをしようとは思わないのだが。