夢流し

辺りはあまりに静かでも、頭の中はどんちゃん騒ぎ。京都の地に独り暮らし、苦節の学部生生活を送る京都大学生のブログ。文化、言語、娯楽、心理、生活等に関して、大学における教養科目の講義で得た知識を再解釈および適用し、その知を広く社会に還元することを目指す。

本棚に二冊追加

先日まで生協で「オンラインショップで書籍を注文すると15%引きになるキャンペーン」をやっていたので、私も思い出したように本を注文するのですが、今日二冊の本を手に入れました。一冊は世界の文字の図典 普及版、もう一冊は吉田式球体関節人形制作技法書。どちらもマニアックな本ですが、女の子の声で歌おう!を買う時みたいに恥ずかしくはありません。
前者は少なくとも去年の頃から、今でも自分で文字を作っちゃうくらいの文字オタクの私が是非とも手に入れておきたい本だったのですが、値段が五千円もするのでなかなか買えずにいたのですが、15%引きに乗じて注文。以前立ち読みした記憶と、今パラパラとめくってみただけですけど、すごいですよこれ…ページめくる度に見たことないような文字が出てくる。僕は流麗な美しい文字も暗号みたいな複雑な文字も好きなのですけど、見てるとインスピレーションが掻き立てられます。通販のカタログ見てるみたいだ!
後者は突然思い立ったもの。カスタムドールを作りたいとはここ一年くらい思っていたのですが、素体がまず高い、1/3サイズで三万円くらいする。メイクなんてうまくできるかわからないなあ、としり込みして買えずにいたので、衣裳くらいは作れるかしら、とドール服の製作指導書を買おうと当初は思っていたのです。でも実際に着て合わせて見ないとわからないよねというのと、そもそもミシンが家にはないということで、吉田式なんちゃらで素体から自分で作ればいいじゃないと、としあきの声を聞き、球体関節人形を自作しているサイトを閲覧していると、自作に対して興味がにわかに湧いてきました。乳首はともかく、スジが何のためらいもなく公開されているのが清々しい。球体関節人形の制作指導書については他にもいくつかあったのですが、最も信頼を得ているらしいこの書を注文。まだちょっとめくっただけだけど、製作の過程が写真によってよくわかります。美術の資料集みたい。粘土の塊が人形を帯びてゆく過程がドラマチックですね…。まずは読んでみよう、作りたくなったらその時に作ろうかしら。

世界の文字の図典 普及版

世界の文字の図典 普及版


吉田式球体関節人形制作技法書

吉田式球体関節人形制作技法書